個室タイプの婚活パーティーに参加している。居酒屋やネットカフェの個室の感じではなくて、しっかりと壁に囲まれた個室なので密室感があり、二人きりの空間はとてもドキドキする。
今回参加している女性は、全体的に、25歳前後で社会人3年目あたりの方が多かったから、終始楽ししく会話が出来た！中でも、気になった女性を紹介する。
目次
パーティースタート！まずはトークタイムから
一番最初に話した女性の関西人（24歳・IT関連の事務）
なんとなく彼女のプロフィールを見ても、面白いところがなかったので、何で参加したのか聞いてみた。
俺：「なんで来ようと思ったんですか？」
関西人：「いや〜出会いがなくて。」
俺：「ホントですか？職場とかで出会いないですか？」
関西人：「もともと関西出身で、東京来たばっかりで友達少ないんです(笑)」
俺：「関西っていうと大阪出身ですか？」
関西人：「違います！兵庫県の神戸ですよ。大阪って決めつけないでください！(笑)」
俺：「すいません。ついつい！」
俺：「飲み会とか合コンとか行かないんですか？」
関西人：「全然行ってないです。実は私人見知りなので断ってます。」
俺：「人見知りなんですか？よく今日婚活パーティーに参加したね？」
関西人：「でも、そんなこと言ってられないと思って。周りの友達も皆結婚し始めたから、ちょっと焦ってます。」
俺：「ハハハ。大丈夫ですよ！」
人見知りなのに、婚活パーティーに参加しているのって頑張ってるなって尊敬する一方で、なんて必死なんだろうって思ってしまった(笑)あまり人見知りなんですって言わない方がいいんじゃないかな〜。
俺：「今日は休みですか？」
関西人：「このパーティーの為に、のんびりしてました。」
俺：「具体的に何をしてたんですか？」
関西人：「それが、ホント何もする事がなくてテレビとか見てました。」
俺：「来週連休ですけど、どこか行くんですか？」
関西人：「いや。何にも予定がなくて、どうしようって思ってました。」
俺：「もしかして、無趣味とかですか？(笑)」
関西人：「でも、映画とか見るの好きですよ。ツタヤとかでレンタルして家で見たりします。」
正直に「休みの日は、何にもする事がなくてテレビ見てますよ。」って言われた瞬間に、冷めましたね(笑)ダラダラと過ごしている女性ってなんか魅力を感じない。やっぱり、休みの日でもしっかり計画を持って過ごしている女性がいいなって改めて思った。俺的にはジムに行ったりカフェで読書って答えが満点。
ボルタリングが得意な女性（26歳・アパレル企画）
彼女のプロフィールを見ていたら、趣味欄にボルタリングと書かれていたので、そこを色々と質問してみた。
俺：「ボルタリングとかやってるんですか？」
ボル子：「はい。最近始めたんです。」
俺：「なんで始めようと思ったんですか？」
ボル子：「最初友達にやってみようよって誘われたんです。」
俺：「あれっスゴイきついですか？」
ボル子：「最初はきつくないんです。あれ！？意外と余裕かもって思ったりします。」
俺：「ボルタリングをやった後って、筋肉痛になりそうですよね？」
ボル子：「なります！普段使わない筋肉系が筋肉痛になります。」
俺：「スノボをやった後とかも全身筋肉痛になったりするのと一緒かな？」
ボル子：「そうかも！」
俺：「どのくらいの頻度でやってるんです？」
ボル子：「月1〜2回ぐらいでやってます。最近、家でも握力を鍛えるトレーニングもしてます。」
俺：「え〜！結構自分に厳しいタイプっすね！」
ボル子：「私熱しやすく冷めやすいタイプなんですよ。」
自分の趣味を話しているせいか、彼女はとても楽しそうに話してくれた。あまりに楽しそうに話してくれるので、「そんなに楽しいスポーツなの？俺もちょっとやってみたいな！」って思ってしまった。そして、話題がお互いの住んでいる場所の話へ。
俺：「山手線に住んでる人って超東京人って感じでいいですよね。」
ボル子：「でも、山手線の中でもショボイ駅の方ですよ。(笑)」
俺：「そうなんですか〜！でも、便利そうで羨ましいです！」
ボル子：「終電も結構遅くまであるし、渋谷も新宿もどこでも1本で行けるので便利ですよ！」
山手線沿いに住むってホント便利的な話から、休日の過ごし方の話へ。時間が限られているので、話題はポンポン変えていった方がいいのだ。
俺：「そういえば、今日とか何をしていました？」
ボル子：「今日は昼まで寝ていて、その後整体に行って美容院に行って今って感じです。」
俺：「結構寝ましたね？」
ボル子：「実は昨日結構遅くまで、飲んでいて(笑)」
俺：「お酒結構好きなんですか？」
ボル子：「そうですね。最近、日本酒にハマっていて。どんなお酒が好きですか？」
俺：「俺は、ビールしか飲まないですね〜。」
ボル子：「じゃビール党ですね！」
ボル子の休日の過ごし方を聞いて、この子は割とありだなって思った。休みの日でも、計画を立て行動しているし、趣味もアクティブだったりするところが俺的にポイントが高かった。さっき話した関西人より良いかもと思った。
ホラーが大好きな女性（24歳・銀行員）
こちらの女性を見たとき、見た目年齢が大学生みたいで可愛い！って思った。
見た目も声もアイドルっぽくて、ちょっとだけドキッとしてしまった。
＋会話を読む
俺：「今日は何をされてましたか？」
ホラ子 ：「お昼ごろまで寝てました。昨日なかなか眠れなくて。」
俺：「え？不眠症ですか？」
ホラ子 ：「昨日怖い話を見ていたら眠れなくなっちゃって。」
俺：「ホラー映画とか見てたんですか？」
ホラ子 ：「いや。ネットで心霊写真とか検索して見てたんです。」
俺：「そりゃ怖いっすね！」
ホラー写真を寝る前に見て寝れなくなったという可愛い話が印象的だった。
そして、休みの過ごし方も聞いてみた。
俺：「休みの人は何をしたりしてるんですか？」
ホラ子 ：「関ジャニのライブとかに行きます。でも、ジャニオタとかではないです。」
俺：「意外とアクティブなんですね！」
ホラ子 ：「そうですね。結構外に行く方が好きです！」
俺：「自分フットサルとかするんですけど、フットサルはやったことありますか？」
ホラ子 ：「あっでも球技が全然ダメなんです。野球とかサッカーとかゴルフとか全く球にボールが当たらない病なんです(笑)」
俺：「なんで関ジャニなんですか？」
ホラ子 ：「私、お笑いぽい人が好きなんですよね。」
俺：「なるほど。じゃ好きな異性のタイプも面白い人とか？」
ホラ子 ：「そうですね。面白い人が好きですね。」
そういわれた瞬間俺ではないなと確定。だって、俺って絶対面白い人間ではないから。これまでの人生で、誰かに面白い人だね！って言われたことないし。「はい、お時間になりましたので、男性様ご移動をお願いします〜」とスタッフが合図があるので、そのタイミングで次の個室へと移動するのだ。
婚活パーティーが終わり、別室へ移動した。
はいパーティー終了です。男性様は別室の大部屋の方へご移動してくださーい！」と合図があり、男性陣は別部屋に大移動する。別室の大部屋は、個室ではないので顔も容姿も丸わかり。
「え？結構おっさんじゃん！」っていうハゲ気味の男性もいたり、「おまえ！随分若いな！」って思う男性もチラホラ。女性と一緒はいいけど、野郎だらけの空間はとても暑苦しくて、きつかった。俺だけじゃなくて、お互い様なんだけどね。
いいなアピールタイム！
いいなアピールの時間に何をするかというと、次の事が出来る。
- いいなと思った人に好印象だと伝えることが出来る。
- 3名まで気持ちを伝えることができる。
やり方は、タブレット画面左下にいいなアピールのボタンをタップして、入力を進めていくだけ。気になった異性に気持ちを間接的に伝える事で、カップリングを決める前の練習みたいなものだ。とりあえず軽い気持ちでもOKなので、気になったかも！いいなて思った人で良いらしい。
因みに女性側も同様の事をしているので、自分が誰かからいいなと思われているか後でわかるのだ。その結果については、カップリングの前にわかる仕組みになってるので、カップリングの際に参考になるのだ。
ちなみに俺はボル子に投票。そしてボル子も俺にいいなを送ってくれてるみたいだった。これは期待！もしかしたらカップルになれるんじゃないかもとドキドキ。
カップル希望タイム！
カップル希望タイムは、付き合いたい女性を選ぶ時間。やり方は、いいなアピール同様タブレット画面左下のカップル希望をタップして、次の様に入力していくだけ。俺はもちろんボル子一点狙い。
- カップルになってもっとお話ししてみたい方を選ぶ。
- 第1希望から第3希望まで優先順位を考慮して入力できる。
「尚、カップリングされた方には、ささやかなプレゼントお渡ししております！そちらも楽しみにしていてください。カップル発表については、後程個別にお伝えします。先にタブレットを回収致します。」と説明があった。
後は、結果が出るのを待つだけ。会場内を流れるBGMをじっと聞いて待つしかない修行の様な時間。退屈すぎるので、早く結果が出て欲しかった。
結果発表タイムへ！
お待たせしました！これより順不同にてお呼びしますので、ご案内いたします。それでは、2番様、5番様、6番様、7番様、8番様！」とドンドン呼ばれていった。俺の番号がいつ呼ばれるかとドキドキしながら待つのだが、これが意外と心臓に悪すぎ。次々とライバル男性が消えていく。気が付けば、俺を含めて男3人が残った。
そして、番号の読み上げがストップし、スタッフがこう言った。「こちらにいらっしゃる呼ばれなかった方は、カップル成功された方になりますので、この後カップルになられた女性と再会して頂き連絡先の交換を行って頂ければと思います。」と。つまり、俺も脱落者になるのかなと思ってたけど、むしろ勝者になったのだ。誰かとカップルになるって、実に嬉しい。
ん？って事は、先に呼ばれた人たちは、カップルになれなかった人だったのか。さて、この後カップルになった女性の個室へ再度行くわけだが、再会するのってちょっと照れくさい。会ったら何を話そうかと考えていたら、速攻で呼ばれた。
「4番様！（俺の番号）では、準備できましたので、個室へご案内します。」
再び、個室へと向かう事になった。
カップリング相手と再会
「こちら、カップルになられた方へのプレゼントになります！」と、スタッフから渡されたのが、可愛くラッピングされたお菓子セット。中身は、2つしかないし二人でシェアするのもなんか微妙。結局、そのまま全部カップル相手にプレゼントした。多分その方が男らしいと個人的に思う。
俺：「あっお疲れ様です〜。」
ボル子：「こちらこそ。私で大丈夫なんですか？間違ったりしてないですか？」
俺：「間違ってないですよ。」
ボル子：「そうですか。なんか恥ずかしいですね。」
俺：「じゃ早速連絡先交換しませんか？」
ボル子：「LINEやってますか？」
俺：「やってます。LINEで交換しましょう！ORコードで！」
ボル子：「ありがとうございまーす！後で、連絡しますね！」
俺：「よろしくお願いします！」
再会の時間は5分ぐらいと決まっているので、連絡交換したら会場を出ないといけなかった。一緒に会場を出て、ビルの入り口まで一緒に行き解散した。そのままカフェとか二次会に行くパターンも考えたが、お互い翌日朝が早いという事で解散したのだ。
恋愛学的にも、最初のデートはちょっと物足りない系の方が次回のデートにつながりやすいという説もある。初日にダラダラと二次会行くより、パシッと解散した方が案外次につながると個人的に思う。
パーティーに参加して分かったこと
前回に参加したPARTY☆PARTYでは、カップリングの結果はタブレット上で発表されたんだけど、東京会場の場合は口頭での発表だった。会場によってやり方が違うんだ！という事を初めてわかった。同じ会社なのになぜ会場ごとに違うんだろうか。
う〜ん。よくわからんないけど、俺的にはタブレット上で発表される方が良かったな。だって、今回の発表方法の様に順番に呼ばれるパターンだと、先に呼ばれた人＝カップル不成立だったという事がみんなにバレバレだからだ。
あと、素敵な景品の正体は「お菓子！」申し込む時から気になっていた疑問が解消されて良かった。
ボル子とのその後...
カップリングになったボル子とは、適度に連絡を取ってみたのだが、もう一度会ってデートをする展開にはならなかった。原因は、お互い住んでいる場所が遠いという事とか、週末の予定がすれ違い気味だった事でタイミングが合ってない。またしばらく時間をおいてから、改めて誘ってみたいと思う。
