≪プロフィール≫
聡さん(36歳男性、IT系企業勤務)。
35歳を過ぎてから慌てて婚活開始。だが、女性と話すのは基本は苦手。何とかお見合いパーティーに慣れていきたいと思っている。。
≪参加したパーティー≫
・パーティーの条件:婚活初心者限定
・開催日:平日開催
・参加人数:男女それぞれ10名ずつ
・パーティーの形式:1対1のお見合い形式
仕事に打ち込んでいるうちにあっという間に35歳が過ぎて、あわてて婚活を始めました。といっても本格的なお見合い話が持ち込まれるでなし、友だちに紹介を頼んでもなかなか実現しないので、思い切ってお見合いパーティーに参加してきてみました。
いろいろ調べてみて、お見合いパーティーに「初めて参加する人限定」というパーティーがあったので、それなら自分みたいな女性と話すのが苦手なタイプでも大丈夫かな、と思ったんですよね。わりと心配性なんで、お見合いパーティーってどういうものかって、けっこう気になっちゃって。周囲から浮いてたら嫌だなとか思ったし、それなら参加者全員が初めてというのなら、少しは安心かなと思ったからです。
実際に行ってみて感じたのは、だからといって参加している人みんなが「初めて参加」というわけでもなさそうって事でした。たぶん、初めてか2度目ぐらいの「ビギナー対象」といった感じだと思います。
パーティーは1対1の自己紹介タイムから始まりました。これは受付の時に渡されたプロフィールカードを交換しながら、女性と1対1で決められた時間にお話をするシステムです。片側に女性が座っていて、男性がスタッフの誘導をもとに一定時間を過ぎると場所を移動していく流れですね。
学生時代の合コンみたいに自由に話ができるほうが気が楽じゃないかな、と最初は思ったのですが、実際にはこの「1対1」の時間があったほうが初心者には楽でした。というのもやはり最初は緊張しますし、自分から声をかけるというのもなかなかできないものだからです。強制的にマンツーマンで話せる時間があるので、必ず出席した全員の女性と会話することができたのがよかったですね。
この後にフリータイムがあって、それからまたしばらくすると1対1でお話ができるローテーションの時間帯がありました。繰り返して、マンツーマンで話せる機会を設けているのが、どうやら「ビギナー向け」のポイントだったようです。司会者のスタッフが「初めてですと積極的にアプローチしにくいかもしれないので、パーティーの途中で何度か1対1でお話できる時間を作りますから、そのチャンスをお見逃しなく!」みたいに話をしていましたから。
確かにそうした機会が何度かあると、良さそうな人には「よかった、またお話できるチャンスがあって」なんて感じでアプローチのきっかけがつかみやすいと思いました。1度目はお互いにプロフィールカードを確認するような感じでも、何度か繰り返すと、だんだんと親しげなムードになれるのが不思議です(笑)
司会者の人が盛り上げ上手で、後半になればなるほどパーティーそのものも盛況になっていきました。ビギナー向け、というのは参加者がみんなお見合いパーティー初心者だから安心、というだけでなくて、スタッフの誘導も懇切丁寧ということもポイントなのかもしれませんね。
今回はあれよあれよといううちにパーティーが終わってしまった、というのが本音です。でも良さそうな女性も何人かいましたし、もう1度チャレンジして、今度はもっと積極的にがんばりたいなと思ったお見合いパーティー体験でした。